池井戸潤【半沢直樹シリーズ】全5冊【Amazonオーディブル対応作品】魅力を紹介

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池井戸潤さんは、人気作家なのでご存知の方も多いと思います。今回は半沢直樹シリーズ全5冊文をネタバレ無く紹介します。1冊約10時間のオーディブル作品なので、聴く前に自分にあった作品か?それで時間の節約にもなりまね。

このシリーズは、企業エンターテインメント小説シリーズで、実は、当初は「オレバブシリーズ」と呼ばれていましたが、2013年にTBS系『日曜劇場』枠でのテレビドラマ化を機にシリーズ名を変更しました。このシリーズを時系列に紹介すると。

  1. 『オレたちバブル入行組』(2004年)
  2. 『オレたち花のバブル組』(2008年)
  3. 『ロスジェネの逆襲』(2012年)
  4. 『銀翼のイカロス』(2014年)
  5. 『半沢直樹 アルルカンと道化師』 (2020年)

これらの作品は、半沢直樹が東京中央銀行において銀行内外の人間や組織による数々の圧力や逆境と戦う姿を描いています。

半沢直樹1オレたちバブル入行組

著者:池井戸濶>ナレーター:吉田健太郎オーディオブック・9時間31分

この作品は、主人公・半沢直樹が大手都銀の東京中央銀行(産業中央銀行)にバブル期に入行し、今は関西支店の中でも中核店舗とされる大阪西支店で融資課長を務めるところから始まります。

上昇志向の強い支店長・浅野匡の強引な命令により、5億円の融資を行なった「西大阪スチール」が融資実行の直後に倒産してしまいます。半沢は、西大阪スチールの経理課長・波野に問い質し、帳簿を調べると、明らかに粉飾の痕があることに気付きます。

そこで社長の東田満に事情を聴くが、東田は開き直った末に失踪してしまいます。5億円の融資失敗に怒った浅野は「粉飾を見破れなかった」として、半沢にすべての責任を押し付け、知らぬ顔を決め込みます。

憤激する半沢だが、融資した5億円の債権回収をしなければ、子会社への出向は免れません。銀行員にとって出向とは通常「片道切符」であり、事実上、銀行員生命の終わりを意味します。

そこで、部下の垣内、同期の渡真利忍、苅田、町工場の社長・竹下清彦、信用調査会社の来生卓治らの協力のもと、東田の行方を追うことから物語が展開していきます。

この作品は魅力的な登場人物や展開が多くあります。また、「やられたら倍返しだ!」というフレーズも有名です。また、不渡りの仕組みや当座預金の意味なども分かりやすく、本編では解説されてます。

面白いだけで無く銀行と言う経済の仕組みまで理解出来ます。是非聴いてみてください。

半沢直樹2オレたち花のバブル組

著者:池井戸濶>ナレーター:吉田健太郎。オーディオブック,9時間32分

第2作目の作品は、主人公・半沢直樹が東京中央銀行(産業中央銀行)営業本部で、今度は百二十億円もの巨大損失を出した伊勢島ホテルの立て直しを命じられるところから始まります。金融庁黒崎による粗探しにも似た“検査”に備えつつ、再建計画を急ぐ中、赤字ホテルへ融資を続けた銀行側に疑念を持ち始める。この伏魔殿の奥で糸を引くのは誰か。「やられたら、十倍返し」の半沢、それがまさかの……!?

この作品は魅力的な登場人物や展開が多くあります。また、「やられたら倍返しだ!」というフレーズも有名ですが、今回はいかに!是非聴いてみてください。

半沢直樹3ロスジェネの逆襲

著者:池井戸濶>ナレーター:吉田健太郎。オーディオブック・10時間39分

今作は、見どころ!半沢は卑劣な親会社のエリートたちに戦いを挑む。人事が怖くてサラリーマンが務まるか!

今作のあらすじ

主人公・半沢直樹が経営難のホテルチェーンを見事立て直した後、出る杭は完膚なきまでに打たれるかのごとく、すぐさま子会社・東京セントラル証券へ出向の辞令が下ります。出向先へ転がり込んできた有名IT企業による買収話。難易度の高い案件ながら、もし首尾よく買収に成功すれば巨額の収益が見込まれます。その利益に目を付け案件を分捕りに来たのは、まさかの親会社・東京中央銀行だった……!能力はあるも、どこか世間を倦み、上司への失望を隠せない若いロスジェネ世代とともに、半沢は卑劣な親会社のエリートたちに戦いを挑みます。そして、、、

銀翼のイカロス

著者:池井戸濶>ナレーター:吉田健太郎オーディオブック・10時間58分

今作の見どころ!今度の敵は政治家だ!

しかも大臣壮絶な試練⁉︎

今作のあらすじ

主人公・半沢直樹が子会社・東京セントラル証券から東京中央銀行に復帰して以降の物語です。半沢直樹が帰ってきました!今度の敵は政治家です!出向先から東京中央銀行本店に復帰した半沢直樹に頭取から大仕事が降ってきました。破綻寸前の航空会社、帝国航空の再建を担当せよというのです。だが折しも政権が交替。新政権の国土交通大臣は野心にみちた女性閣僚は帝国航空再生タスクフォースを起ち上げ、半沢たちに巨額の債権放棄を要求してきました。500億円もの借金の棒引きなんてとんでもない!だが相手が大臣ではさすがの半沢も容易に突破口を見いだせません。しかもなぜか銀行上層部も半沢の敵に回る。この一件のウラには何があるのか?かつて半沢と舌戦をくりひろげた「金融庁一の嫌われ者」、オネエ言葉の黒崎駿一の思惑もカラみ、銀行に隠された大きな闇も見え隠れします。果たして半沢の運命やいかに?痛快度100%、無敵のエンタメ小説「半沢シリーズ」第4作です。

半沢直樹 アルルカンと道化師

著者:池井戸濶>ナレーター:吉田健太郎オーディオブック・9時間18分

『半沢直樹シリーズ』6年間いた待望作品です。

実は、時系列的にはシリーズ第1作『オレたちバブル入行組』の前日譚にあたります。

この作品は、主人公・半沢直樹が東京中央銀行大阪西支店の融資課長として、大手IT企業ジャッカルが業績低迷中の美術系出版社・仙波工藝社を買収したいという案件が持ち込まれるところから始まります。大阪営業本部による強引な買収工作に抵抗する半沢だったが、やがて背後にひそむ秘密の存在に気づきます。有名な絵に隠された「謎」を解いたとき、半沢がたどりついた驚愕の真実とは、、、

まとめ

何故、池井戸潤さんは、経済小説で人気作家になったのか?

元銀行員であり、その経験を生かして金融界など企業小説に手腕を発揮しています。彼は、働く人々の姿を真摯に描いています。彼のデビュー作「果つる底なき」は、銀行ミステリーと評され、以後の作品にも「銀行ミステリー」とレッテルが貼られ、「元銀行マンが明かす銀行の内幕」という読まれ方をされることが多かったです。しかし、彼はエンターテインメント好きなミステリー読者に読んでもらいたいという気持ちが強くなり、会社や銀行という組織でなく、そこで働く「生きている人」を書くことを目標に立て、エンタメ作家として痛快で単純に読者に楽しんでもらえるような作品として『シャイロックの子供たち』を書き上げました。彼は、人間を描くことが大切だと考えており、そのために経済小説を書いています。

専門家の経験者からの発送は、楽しく読みやすいですよね。医師と言う専門家として現役の医師を勤めながら人気小説家になった【知念実希人】ご存知でしょうか?医療系ドラマ好きには、たまらない作品を世に出して人気の作家です。最近では、本格ミステリー小説も書き下ろして、専門家の間でも話題になってます。

興味がある方は【知念実希人オススメ【オーディブル】タイトルまとめ】

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