【池井戸潤】オーディブル対応作品のタイトルを紹介します。

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池井戸 潤さんの名前を聞くと【下町ロケット】思いますよね♪
実は、沢山のヒット小説を世に発信されてる人気作家です。

そこで今回は、人気作家の池井戸 潤さんの作品をネタバレなく紹介します。

少し紹介記事が長く忙しい方は、目次から興味があるタイトルに飛べます。

オーディブルで発信中のタイトル

池井戸潤さんのオーディブル対応作品を発売日順にまとめると以下の通りです。

  • 半沢直樹1 オレたちバブル入行組
  • 半沢直樹2 オレたち花のバブル組
  • 半沢直樹3ロスジェネの逆襲
  • 半沢直樹4 銀翼のイカロス
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師
  • 下町ロケット (2011年)
  • アキラとあきら
  • かばん屋の相続
  • 不祥事
  • シャイロックの子供たち
  • 下町ロケット ガウディ計画 (2015年)
  • なるへそ
  • 果つる底なき
  • 空飛ぶタイヤ 上
  • 空飛ぶタイヤ 下
  • 下町ロケット ゴースト (2018年)
  • 下町ロケット ヤタガラス (2018年)

池井戸 潤は、なぜ銀行や大企業を詳しく書ける?

池井戸潤さんは、1963年生まれの岐阜県出身の小説家です。彼は慶応義塾大学文学部および法学部を卒業後、1988年に三菱銀行に入行しました。1995年に銀行を退職した後は、会社経営やコンサルタントなどと執筆活動を並行していました。

彼の作品は、元銀行員の経験を生かして、金融界など企業小説に手腕を発揮しています。彼は働く人々の姿を真摯に描いており、『下町ロケット』(2010年)で直木賞を受賞しました。その他にも『半沢直樹』シリーズ(2004年 – )や『陸王』(2016年)などがあります。

池井戸さんの作品は、理不尽を徹底的に追求した作風が特徴です。彼の作品は、行政対民間企業、大企業対中小企業、上司対部下、銀行対取引先と言った、どう抗っても勝ち目のない関係性をモチーフにしている作品が実に多いのです。その絶対的な主従関係の中にはびこる、無慈悲で理不尽な関係を事細かに描写しているのが池井戸文学の特徴です。

池井戸さんの作品は前半部分で「これでもか!」という位、主人公に対してストレスを掛けてきます。しかし後半では逆転に次ぐ逆転があり、今まで散々溜めてきたストレスを一気に解消させてくれるストーリーがあります。このような「リアル」な社会を取り上げているのが池井戸さんの小説であり、多くの人にウケた要因なのでしょう。

下町ロケットシリーズ

下町ロケットシリーズは4作品あり紹介記事が長くなるので別記事に分けました。
下町ロケットは知ってるけど続編を知らなかった方も少なくないと思いますので、今回の記事が長くなるので別記事でまとめました。興味がある方は、是非ともご覧くださいね♪

空飛ぶタイヤ『上・下』

ナレーター:高川 裕也

「空飛ぶタイヤ」は、池井戸潤さんによる社会派小説です。2005年から2006年にかけて『月刊J-novel』に連載され、2006年に単行本が発売されました。この作品は、ある日突然起きた脱輪事件を巡り、事故か事件かという問いを追求する物語です。

物語の主人公は、中小運送会社「赤松運送」の社長である赤松徳郎さんです。彼の会社のトラックがタイヤ脱落事故を起こし、死傷者を出してしまいます。事故原因を一方的に整備不良とされ、「容疑者」と決め付けられた赤松さんは、会社も信用を失い、倒産寸前の状態に追い込まれてしまいます。しかし赤松さんは、事故原因は整備不良ではなく、事故を起こした車両自体に欠陥があったのではないかと考えます。自社の無実を信じる赤松さんは家族や社員たちのために、トラックの製造販売元である大手自動車会社「ホープ自動車」に潜む闇に戦いを挑みます。

この作品は、池井戸さんが得意とする企業小説であり、働く人々の姿を真摯に描いています。また、実際に起きた事件を下敷きとしており、リアルな社会問題を取り上げています。豪華キャストによる世紀の大逆転エンタテインメントとしても楽しめます。

「空飛ぶタイヤ」は2018年に映画化もされており、長瀬智也さんが主演しています。ぜひ聴いてみてください。

半沢直樹シリーズ

半沢直樹シリーズは、全5冊の人気シリーズなので、長くなるので別記事にまとめました。興味がある方は是非ご覧下さい♪

アキラとあきら

実は、「アキラとあきら」は、池井戸潤による日本の経済小説です。この作品は、『問題小説』にて2006年12月号から2009年4月号まで連載され、徳間文庫より2017年5月17日に刊行されました。2017年にはテレビドラマが放送され、2022年に映画版を公開されました。

【アキラとあきら】あらすじ

幼い頃に父親の町工場が倒産し、過酷な幼少時代を過ごした山崎瑛(アキラ)と、大企業の御曹司で血縁のしがらみに抗う階堂彬(あきら)が、運命的に同じ日本有数のメガバンクに同期入社し、お互いの信念の違いから反目し合いながらも、ライバルとしてしのぎを削っていたが、それぞれの前に現実という壁が立ちはだかるところから始まります。アキラは自分の信念を貫いた結果、左遷され、あきらも目を背け続けていた階堂家の親族同士の骨肉の争いに巻き込まれていく。そして持ち上がった階堂グループの倒産の危機を前に、アキラとあきらの運命は再び交差し、、、序文の愛犬のチビが車に乗るアキラ達を追いかけて必死に追いかけるさまは、犬好きな自分は心が痛くなりますた。行き末は本編でお楽しみ下さい♪

かばん屋の相続

この本は、銀行に勤める男たちが出会う様々な困難と悲哀を描いた短編集で、6つの短編が収録されています。

①妻の元カレ

銀行員である主人公が、妻の元カレと再会することになります。その元カレは、成功したビジネスマンであり、主人公は自分と比較して劣等感を感じます。しかし、その後の展開で、主人公は自分自身の価値を見つけることができます。

②手形の行方

銀行員である主人公が、顧客から預かった手形を紛失してしまいます。その手形は大切なものであり、主人公は必死に探しますが見つかりません。しかし、最後には思わぬ展開が待っています。

③芥のごとく

銀行員である主人公が、顧客から預かった大金を紛失してしまいます。その顧客は裕福な人物であり、主人公はその責任を感じて苦しむことになります。しかし、最後には意外な結末が待っています。

④かばん屋の相続

銀行員である主人公が、顧客であるかばん屋の相続問題に巻き込まれます。その相続問題は複雑であり、主人公は様々な困難に直面します。しかし、最後には思わぬ展開が待っています。

⑤銀行員の妻

銀行員である主人公の妻が登場します。彼女は夫を支えるために様々な苦労をしていますが、夫はそれに気づいていません。しかし、最後には夫婦の絆が深まる結末が待っています。

⑥銀行員の娘

銀行員である主人公の娘が登場します。彼女は父親を尊敬しており、父親も彼女を誇りに思っています。しかし、ある出来事をきっかけに父娘の関係に亀裂が入ります。しかし、最後には父娘の絆が深まる結末が待っています。

不祥事

「不祥事」は、池井戸潤による小説です。この本は2004年8月7日に実業之日本社より刊行され、2007年8月に講談社文庫版が発売されました。2011年11月15日には講談社文庫新装版が刊行されました。

不祥事のあらすじ

銀行内の不祥事を題材にしたストーリーです。池井戸潤は、銀行業界を舞台にした作品で知られる作家で、本作でも彼の鋭い観察眼と人間ドラマの描写力が発揮されています。この本は銀行内部の問題を描いた感動的な物語です。登場人物たちの葛藤や成長が描かれ、読者を引き込む力強いストーリーとなっています。ぜひ読んでみてください。

「シャイロックの子供たち」

池井戸潤さんは、「シャイロックの子供たち」を「その後の小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言し、作家人生の転機として位置付けています。

「シャイロックの子供たち」のあらすじ

銀行内部の問題を描いた感動的な物語です。登場人物たちの葛藤や成長が描かれ、読者を引き込む力強いストーリーとなっています。この本は、人間ドラマが描かれる中で、銀行員たちが直面する困難や苦悩がリアルに描かれており、読者は彼らの成長や変化に共感し、感動することができます。ぜひ聴いてみてください。

なるへそ

実は、この作品は、以前小説誌に書かれたもので、どこにも収録されず埋もれていた作品ですが、Kindle Singlesによって“発掘”され、発表の場を得ました。

【なるへそ】あらすじ

舞台は、いつも「準備中」の札しか出していない小さな寿司屋『皆藤(かいどう)』です。ここに月に一度、各界を代表する四人の専門家が集い、毎回ひとりのゲストを招いては『黒焦げ蜘蛛の会』と名付けた会を開いています。

この夜、招かれたゲストが自らの悩みを打ち明け、解けない謎を提示します。そして、会員たちはその謎を解くために奮闘します。この物語は、軽快な語り口とテンポのよい展開で進みます。読者は登場人物たちが謎を解く過程に引き込まれ、最後には思わぬ展開が待っています。

「なるへそ」は、池井戸潤の作品としては珍しいパロディ作品です。短くても力強く、読後感も爽快です。ぜひ読んでみてください。

果つる底なき

池井戸潤は、銀行業界を舞台にした作品で知られる作家で、本作でも彼の鋭い観察眼と人間ドラマの描写力が発揮されています。この本は、銀行員たちが直面する困難や苦悩がリアルに描かれており、読者は彼らの成長や変化に共感し、感動することができます。

【果つる底なき】あらすじ

物語は、二都銀行渋谷支店に勤める伊木遥の研修時代からの友人である坂本健司が、「なあ、伊木、これは貸しだからな」と謎の言葉を残して死んだことから始まります。死因はアシナガバチによるアナフィラキシーショックでした。翌日、坂本が顧客の口座から金を引き出し、自分の口座に送金していたことが発覚します。伊木は、坂本の無実を信じ、坂本が生前何をしようとしていたのか調べ始めます。その過程で、自分が融資を担当した「東京シリコン」倒産の真の原因を突き止め、坂本が言っていた「貸し」の意味を理解し、痛恨の思いに駆られます。しかし、坂本の死には更に深い闇が隠されていました。真相を探る伊木の行動を邪魔する者が現れ、更なる死人・怪我人が出始め、、、

まとめ

最近流行りのキャンプでのオーディブルは最高な空間で、オススメできます。
また、音声でなく電子書籍をまったりと読むのもオツですね(^^♪
kindleをお得に読む無料体験の仕方を分かりやすく紹介した記事も興味ある方は、
読んでみてください♪

オーディブルは沢山の作品があり素晴らしタイトルが埋まってしまいがちです。
自分が聞いた中からオススメ出来る作品をネタバレしないように紹介してます。
実際に聴くと7~8時間と長いのがオーディブルの特徴ですので、聴く前にご自身の求めてる作品かを確認出来るようにお伝えしたいと思います。

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