Audible(オーディブル)を使っていて、「あれ?さっき何を聴いたっけ?」と思ったことはありませんか?
目で読む読書と違い、耳だけで聴くオーディブルは集中力が途切れやすく、内容が頭に入りにくいと感じる人も多いです。
この記事では、なぜオーディブルが頭に入らないのか、その原因と具体的な対処法を、筆者自身の体験も交えて解説していきます。
また、「オーディブル 再生速度」についても詳しく解説し、自分に合った聴き方を見つけられるようサポートします。
オーディブルで「頭に入らない」と感じる理由とは?
集中力が続かない
オーディブルユーザーの約7割が「ながら聴き」をしていると言われています。
料理中や移動中など、他のことをしながら聴くのは便利ですが、脳がマルチタスク状態になることで、情報の処理が浅くなってしまうのです。
聴くスピードが合っていない
再生速度が速すぎると内容を理解しきれず、逆に遅すぎると注意力が散漫になります。
耳からの情報は視覚より流れが速いため、ペースが合わないとストレスになります。
興味がない・覚える必要性がない
内容に興味がないと、脳は自動的に「重要でない」と判断して記憶に残りにくくなります。仕事や勉強目的で無理に聴いている場合も要注意です。
【どうしても勉強する為に聴きたい!】そんな方へは後ほど裏技を紹介します。
ながら聴きがダメではない理由と適切な使い方
「ながら聴き」自体が悪いわけではありません。
ただし、聴く本のジャンルや目的に応じた使い分けが大切です。
ながら聴きに向いている本
しかし小説も楽しくながら聴き出来るので後ほど解説。
集中して聴くべき本
「この本はざっくり聴きたいのか、じっくり学びたいのか」を明確にしてから聴くようにすると、満足度が大きく変わります。
再生速度の最適な設定方法【オーディブル 再生速度】
Audibleアプリでは、0.5倍速〜3.5倍速まで再生速度を自由に調整できます。これを使いこなすことで、理解度や集中力が大きく向上します。
シーン別おすすめ速度
筆者は、興味のある本を2倍速でざっくり一周し、気になった部分だけ1倍速で聴き直すようにしています。
効率よく内容を吸収できるのでおすすめです。
集中できる環境と時間帯の選び方
オーディブルを最大限活用するには、「聴く環境」も意外と重要です。
集中しやすい環境のポイント
特に寝る前の読書習慣をオーディブルに変えるだけで、記憶の定着率が良くなったという声もあります。イヤホンも5種類あるのでしょうか?
ワイヤレスイヤホンの種類と用途を詳しく知りたい方は、⇩の記事で詳しく解説しています。
紙の本・要約・メモと併用する読書術
耳からのインプットだけでは記憶に残りにくい人もいます。
とくに勉強する為に聴く本では「紙の本」や「要約サービス」「メモ」を併用すると効果的です。本サイトでも要約したタイトルの内容を紹介したるので、実際に聴く前に活用してみて下さい。
事前情報があれば頭に入りやすくなります。
併用パターン例
このように複数の感覚(視覚・聴覚・運動)を使うことで、記憶への定着が飛躍的に高まります。
繰り返し聴く・アウトプットする学習法
オーディブルの大きな強みは「繰り返しが簡単にできること」です。
一度では理解しきれない内容も、何度も聴くことで自然と身につきます。
記憶を深める工夫
筆者は気に入った本は10回以上繰り返し聴く事もあります。
同じ本でも気づきが毎回変わるのが面白いです。
学びやすい作品・朗読者の選び方
最初の数冊で「合わない」と感じて離脱してしまう人も多いですが、実はナレーターとの相性も重要です。
初心者におすすめの本のタイプ
- 小説やストーリー形式のビジネス書(例:『夢をかなえるゾウ』)
- 安達祐実さんや池添朋文さんなど、プロの声優・俳優による朗読
声の抑揚、間の取り方、話し方のテンポが自分に合っていると、内容もスッと入ってくるようになります。
結論:オーディブルを“自分仕様”にするのが、頭に入る一番の近道
結局のところ、「オーディブルが頭に入らない」と感じるかどうかは、“自分に合った使い方”ができているかどうかに尽きます。
筆者自身、これまでさまざまなジャンルを聴いてきましたが、特に再生速度と朗読者の相性は、理解度と満足度を大きく左右する要素だと実感しています。
たとえば、自己啓発系やビジネス書のような「学び」を目的とした作品は、まず2倍速でざっと一周し、気になった部分だけ1倍速でじっくり聴き直すことで、効率的に要点を吸収できます。
一方で、ミステリー小説やハードボイルド系のような“物語を味わう作品”では、1.2倍速程度が一番しっくりきます。朗読者の声のトーン、間、緊張感のある展開などをしっかり楽しむには、スピードを上げすぎないことが大切。
特に好きな朗読者がナレーションしている作品は、速度よりも“没入感”を優先したくなります。
そして、オーディブルを聴く“タイミング”も重要です。
筆者の場合は、通勤や移動中にオーディブルを聴くことが最も多く、1日の終わりにはスリープタイマーをセットして、リラックスしながら眠りにつく習慣があります。
夜に聴く内容は、感情に寄り添う小説や短編集が多めです。
ですが、聴くタイミングや状況は人それぞれ。
朝のウォーキング中に聴く人もいれば、仕事の合間に気分転換として聴く人もいるでしょう。
だからこそ、ここまで紹介してきた再生速度の最適化や、ながら聴きと集中聴きの使い分け、アウトプット習慣の導入など、基本的な“頭に入る聴き方”をベースにしつつ、「あなた自身が心地よく続けられるスタイル」を見つけていくことが大切です。
その中でも特におすすめしたいのは、
お気に入りの朗読者を見つけて、1.2倍速でじっくり楽しむ方法。
これは、多くの人にとってストレスが少なく、理解も深まりやすい方法です。
「再生速度」というシンプルな調整一つで、オーディブル体験はまったく別物になる。
そう言っても過言ではありません。
まずは30日間の無料体験を活用して、さまざまなジャンル・朗読者・速度を試してみてください。
「自分にぴったりの聴き方」に出会えた瞬間、きっとオーディブルが「耳から読書できる最高のパートナー」になるはずです。
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【まとめ】オーディブルを効果的に聴く7つのポイント
- 完璧主義を捨てて「重要ポイントだけ吸収」する意識を持つ
- 紙の本と併用して理解を深める
- ながら聴きと集中聴きを目的で使い分ける
- 再生速度を調整して聴きやすくする
- 繰り返し聴いて内容を定着させる
- アウトプットして記憶を深める
- 自分に合う朗読者・作品を選ぶ
自分に合ったスタイルを見つけることで、オーディブルの魅力を何倍にも広げられます。
【次に読みたい】アプリ操作やダウンロードに不安がある方へ
「オーディブル、興味はあるけどアプリの使い方がよくわからない…」 「聴きたい作品をダウンロードしておけばオフライン再生できるって本当?」
そんな疑問を持ったあなたにおすすめの記事はこちら:
- [オーディブルアプリの使い方完全ガイド(準備中)]
- [作品のダウンロード方法と注意点まとめ(準備中)]
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